AIR(アーティスト イン レジデンス)とは?

写真09 芸術家(アーティスト)がいつもすんでいる場所から離れた場所に一定期間滞在し(イン・レジデンス)、創作活動を行うことを、アーティスト・イン・レジデンスといいます。近年はこれが自治体や民間団体によって事業化され、「アーティスト・イン・レジデンス事業」として、さまざまな場所でアーティストを一定期間(1~3か月が多い)招聘し、そこで滞在制作、ワークショップ、展示などを行うプログラムが行われています。しかしアーティストが普段住んでいる場所から離れ、異なる土地で制作を行うこと自体は、修行、調査、モチーフの探索を含め、古くからおこなわれていたことでした。

写真02 アーティスト・イン・レジデンスは、アーティストにとっては、普段の生活環境から離れることで制作に集中できる環境を得ること、異なる土地、異なる文化、異なる人々との出会いによって刺激を受け、新たな創作の糸口を発見することなどが期待されます。一方アーティストを迎える側にとっても、アーティストと関わることで大きな刺激を受けます。例えばアーティストがもたらす驚くような視点により自分たちの普段の生活やその場所を、これまでとは異なる目で見直すきっかけとなったり、見逃していた身の回りの美しい風景や素敵なモノに気づいたりするきっかけを得ることもあります。生きたアーティストの制作活動は、通常では出会うことのなかった人同士を結びつけたり、思いもかけない思考をもたらしたりすることもあります。

 AIRSは、こうしたアーティストを支援することで、自分たちの生活をより楽しく、より生き生きとしたものとすることを積極的に楽しむ活動でもあります。

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